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未来の仲間へ

デューデリジェンスコンサルタント

執行役員/公認会計士

中途

吉丸 康一

会計士としての経験を土台にしながら、M&Aの現場でより大きな価値を生み出していく。買収監査の専門性を深め、関係者それぞれの意思や背景にも目を配りながら、意思決定を支える支援を追求しています。

会計士としての経験を土台に、より大きな価値を生み出せる仕事を求めてきた

大学卒業後、最初に入った会社は1年半ほどで退職し、その後は資格取得を目指して勉強に専念しました。約2年の勉強期間を経て合格し、その後は会計士として約8年間働いてきました。

その中で次第に強くなっていったのが、「もっと自分の力で稼げるようになりたい」という思いです。その後、転職を経て、最後は買収監査に関わる会社も立ち上げ、現在に至っています。

会計士の仕事も、いわば専門性を提供するコンサルティングの仕事です。ただ、会計士1人あたりの売上が2,000万〜4,500万円程度の世界である一方、M&A業界では1人あたりの売上が8,000万円を超えることもありました。この差は何なのだろう。そう考えたことが、M&Aの世界に興味を持ったきっかけの一つです。中に入って、自分の目で確かめたい。そんな思いから、この世界に飛び込みました。

吉丸康一さんのインタビューイメージ 1

M&Aの流れを理解した先で、買収監査の専門性を深めてきた

M&Aにはいくつもの工程がありますが、その中でも私が強く関心を持ったのが、買収監査のフェーズでした。第三者の立場で対象企業を調査し、買い手が正しく判断できるよう支援する。M&A全体の流れを理解したうえで、そこに専門性を発揮できることに大きな魅力を感じました。

人とのつながりにも恵まれ、「これなら独立してやっていけるかもしれない」と思えるようになり、仲間とともに会社を立ち上げました。

今では、もともとのリピーターのお客様に加え、M&A仲介会社とのつながりから多くの案件をご紹介いただいています。セミナーや研修の機会を通じて関係性を築き、その結果としてご相談につながることも少なくありません。

日本では、M&A自体がまだ多くの企業にとって初めての経験です。さらに、買収監査を担える公認会計士や税理士の存在も十分に知られていないため、「誰か紹介してほしい」という流れの中でご縁が広がっていくことが多いです。そうした積み重ねによって、少しずつ仕事の幅を広げてきました。

中小企業の買収監査に深く関わる会計士は、まだ多くない

会計士の一般的なキャリアとしては、上場企業の監査に関わるケースが多く、M&Aの買収監査を専門的に行う人は決して多くありません。特に、中小企業を対象に数多くの買収監査を手がけている人は、かなり限られていると思います。

だからこそ、この領域には専門性を発揮できる余地がありますし、実際に現場で求められる場面も多くあります。

買い手企業の中には、「買うべきかどうかはある程度わかっているけれど、最後に背中を押してほしい」と感じている方も少なくありません。そのようなときに、財務調査を通じて論点を整理し、「ここを押さえて進めれば大丈夫だと思います」と伝えることで、意思決定の後押しができることがあります。

また、上場企業が自分の調査した案件を買収し、その後IRとして公表されたときには、大きな手応えを感じます。自分の仕事が、確かな意思決定と企業の次の一歩につながったのだと実感できる瞬間です。

吉丸康一さんのインタビューイメージ 2

大切にしているのは、数字だけでなく、関係者全体の意思や調整を見ること

M&Aの仕事には、本当に多くの人が関わります。売り手、買い手、仲介会社、専門家、さまざまな立場の人が間に入りながら、案件は進んでいきます。

その中で私が大切にしているのは、「誰がどう考えているのか」「どのような調整をすれば最もよい形になるのか」を丁寧に見ることです。

数字や事実だけではなく、どういう話し合いの中で、現在の合意に至っているのか。そこまで含めて理解しようとする姿勢が重要だと思っています。

こうした視点を持ちながら仕事をしている会計士は、決して多くないかもしれません。だからこそ、自分の強みとして今後も大切にしていきたいと考えています。

多くの人と出会いながら、経験を積み重ねられることがこの仕事の魅力

買収監査の仕事は、1人でも2人でも成立する仕事です。一方で、実際の現場では多くの出会いがあります。仲介会社の方、買い手企業の方、売り手企業の方、弁護士、労務の専門家など、さまざまな立場の方と関わる機会があります。

年間で名刺を200枚ほどいただくこともあり、その多くがM&Aに関わる方々です。こうした出会いを通じて、人脈が広がるだけでなく、案件への理解も深まっていきます。経営者の方々と直接つながれるのも、この仕事ならではの面白さだと思います。

だからこそ、まずは一つひとつの買収監査を丁寧に積み重ね、多くの買い手企業や関係者と信頼関係を築いていくことが大切だと考えています。

若いうちの経験が、5年後・10年後の価値を決める

私は、30代で得られる収入は20代の経験で決まり、40代で得られる収入は30代の経験で決まると考えています。つまり、今どんな経験を積むかが、5年後、10年後の自分の価値を大きく左右するということです。

特に若い会計士の方が、監査法人からM&Aの世界へ飛び込むことは、非常に大きな経験になるはずです。会計士としての知識に加え、M&Aの実務やその周辺知識まで身につけることで、この業界の中でも非常に高い価値を持つ人材になれる可能性があります。

もちろん、簡単な仕事ではありません。だからこそ求められるのは、ガッツがあり、吸収力があり、他社に負けない強い意志を持った人だと思います。そうした方にとっては、大きく成長できる環境だと感じています。